財団法人NHKインターナショナルについて

わたくしたちは、公共放送として貯えてきたNHK番組やノウハウの提供を中心にして、世界の人々の生活や文化の向上に貢献していきます。

途上国で「放送人」の育成支援

アフリカ・南スーダン、バングラデシュ、コソボで、国際協力機構(JICA)の技術協力プロジェクトとして放送局支援を行っています。そこでは、立ち上げをサポートしたり、公正で正確な放送を目標にして、報道や番組制作、機材維持・管理など公共放送NHKのノウハウを提供しています。また、NHKが強みとする災害報道、選挙報道、スポーツ中継など、海外からのニーズに合わせた研修も実施しています。

大型国際会議の放送センターを運営

日本国内で国際会議が行われる際、世界各国からメディアが集まってきます。それに対応するため、会議場周辺には国際放送センター(IBC)が設置され、放送素材を一元管理するとともに効率的な映像配信を行います。NHKインターナショナルは、IBCの設計から運営までを担当し、映像提供や中継の支援を行います。平成28年5月に伊勢志摩で行われた主要国首脳会議(サミット)では、内外の放送機関の依頼に応じて映像配信やクラウドを使った素材提供を行いました。

日本の番組を世界に提供

国際間の相互理解を深め、人々の生活やこどもたちの教育向上に貢献するため、NHKインターナショナルは日本の国際貢献の一環として、世界各国に向けてテレビ番組の提供を行っています。主に外務省の一般文化無償協力や国際交流基金などの公的資金によるもので、平成27年度は、28か国、4751本の番組を供与しました。

国際版番組を制作

NHKインターナショナルは、NHK番組の外国語版制作に35年以上の経験と実績を持っています。NHK国際放送や権威ある国際コンクール向けに、質の高い英語版番組を年間100 本以上制作しています。 その他、世界各国にネットワークを持ちスペイン語、フランス語、アラビア語などの各国語版も制作しており、それらの番組は、世界中へ提供されています。

外国放送機関への取材制作協力

海外の放送局が日本の各地で取材するニュースや、番組の事前コーディネートをはじめ、現場での取材や中継などの支援を行っています。また、最新機材のそろったスタジオから海外に向けた発信が、24 時間365日いつでも可能です。2011年の東日本大震災の際には、海外メディアの要望に応え、被災地に中継車を派遣したほか、映像取材やヘリコプターによる航空取材のアレンジも行いました。

日本のメディア芸術を、世界へ

「海外メディア芸術祭等参加事業」は、メディアアート、映像、ウェブ、ゲーム、アニメーション、マンガ作品等の優れたメディア芸術作品を紹介するため、海外のフェスティバルや施設で、文化庁メディア芸術祭の受賞作品を中心に展示・上映等を実施しています。( 主催:文化庁、運営事務局:当財団)

NHK映像素材の海外への提供「NHKビデオバンク」

世界の現代史の記録、最新ニュース、海中、山岳、空撮、さらには宇宙まで、テレビ放送の歴史の中でNHKが蓄えた800万を超えるニュース・番組からなる日本最大の映像コレクションを高画質・オンラインで提供しています。

教育コンテンツ国際イベントの支援

NHKが主催する「日本賞」(教育コンテンツ国際コンクール)は、1965年の創設以来、教育コンテンツの重要性と可能性を世界に発信する場として大きな役割を果たしています。世界の教育コンテンツの質の向上を図るこのコンクールには、各国からコンテンツ制作者、教育メディアの研究者が集まり、意見や情報交換をしながら交流を深めています。
NHKインターナショナルはこの運営を支援しています。27年度の日本賞には339点の応募がありました。

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